人気YouTubeチャンネル「かなたいむ」ですが、実は相方がいたという過去があります。
そしてそこには大きな騒動もありました。
今回はかなたいむの相方について、そして騒動についてもまとめてみました。
かなたいむの相方は誰?
キットチャンネルについて
人気YouTuber「かなたいむ」の奏太さんには相方がいたようです。
かなたいむの相方とは、奏太さんが「かなたいむ」のチャンネルを立ち上げる前に一緒にやっていた、「キットチャンネル」の英翔(えいと)さんのことです。
2人とも元女子で、トランスジェンダーという共通点があります。
YouTube「キットチャンネル」の相方として、いわゆる共同でビジネスをしていたことになります。
見ていた人はビジネスではなく、本当に仲がいいと多くの人が思っていたでしょう。
確かに最初は仲良かったのかもしれません。
しかしある日英翔さんが、「奏太がいなくなった」という動画を1人で投稿したのです。
英翔の動画
英翔さんが家に帰ったら「今日限りで家を出ます、もう限界です」という置手紙があり、奏太さんは家から姿を消していたと言います。
英翔さんが1人で撮影した、配信の内容をまとめてみました。
(2020年1月31日の動画)
・奏太さんが突然出ていった
・電話をしたものの応答なし
・ラインも送ったけれど既読無視
・荷物もまとめられていた
・「どうして出ていってしまったんだろう」と英翔さんは動揺
・YouTubeをやめるなら「やめる」の一言がほしかった
・2人は仲が良かったし、プライベートで飲みにいくこともあった
・YouTubeに対するお互いの気持ちに温度差があったかもしれない
・本気で取り組んでいた自分に、「やめる」と言いにくかったのかも
・こういう風にしてしまったのは自分のせい
・一番大事な友達なのですごく心配
・ 僕はYouTubeが大好き
・こんな形で終わりたくない
「キットチャンネルを続けていくことが僕ができることだ」と、全体を通して泣きながら撮影された動画でした。
見ていた視聴者は英翔さんに同情して、心配したようです。
しかしこの涙について実際には泣いているふりで、「涙が出ていない」「演技だ」という声もありました。
奏太の動画
そしてこのことを受けて、奏太さんも新しいチャンネルを立ち上げて主張をしました。
奏太さんの配信内容をまとめてみました。
(2020年2月2日の動画)
・英翔さんの動画は事実と異なる部分がある
・置き手紙をして話しあわずに家を出た
・話し合うような状態ではなかった
・スタッフにも話していなかった
・手紙は家を出た理由と気持ちを書いた
・これからは前を見て進んでいきたい
奏太さんの表情は終始かたく、短めの動画で疲れているような印象を受けました。
この2人の主張の違いに、視聴者はすっかり混乱してしまいます。
英翔2回目の動画
これを受けて英翔さんは2回目の動画を配信しました。
これは1人ではなく、スタッフと一緒に撮影されたものです。
(2020年3月14日の動画)
・前回の動画は台本があって、奏太さん抜きで活動を続けていくために考えたものだった
・スタッフの雄大さんとぽよさんに怒られて、とんでもないことをしたことに気づいた
・これをきっかけに奏太さんとは和解したい
・勝手な憶測で話したことを謝罪
・泣いてないと言われたことについては、カットなどの編集でそう見えたかもしれない
・一人で解決しないとと、気持ちがテンパっていた
・この問題が解決しない限り、キットチャンネルで動画はあげない
いったい何が起こったのか視聴者には不明のままで、「英翔さんが逮捕される」という噂が流れ始めます。
↓これはスタッフの方のTwitterです。
ご迷惑をおかけした件について pic.twitter.com/xBT5NFfnEW
— 麻斗/動画創る人 夫婦で世界一周中🇪🇸 (@1asato1) May 31, 2020
キットチャンネル英翔が逮捕
「傷害容疑」で逮捕
そして2020年3月17日、英翔さんは奏太さんの胸ぐらをつかんでひっかき傷を負わせたとして、「傷害容疑」で警視庁に逮捕されました。
奏太さんは約2週間の治療を要する怪我を負ったそうです。
奏太2度目の動画
逮捕から3日前に奏太さんは2回目の動画を投稿しています。
キットチャンネルを英翔さんと今後やっていくことはないことや、詳しいことは話せないことを謝罪する動画でした。
この時はもう警察へ相談することを決めていたか、相談済だったのでしょう。
お互いの主張
奏太の主張
奏太さんは取材を通して次のように主張しています。
・半ば監禁するような形で動画編集を強要された
・毎日睡眠不足の状態で仕事をさせられ続けた
・動画による収益は、英翔さんが管理
・小遣い程度しかもらえなかった
・奏太さんの携帯やSNSのパスワードを英翔さんが管理
・自宅の編集室には監視カメラ
・罵声を浴びせらることもあった
・精神的に追い詰められていった
・長期間にわたり、英翔さんの虐待を受けていた
・スタッフの目の前でも暴力
・話し合おうとしても暴力を振るわれるだけ
・だから黙って逃げた
英翔の主張
しかしこの騒動での奏太さんの主張内容について、英翔さん側も言い分があると主張しています。
・奏太さんのYouTuberとしての仕事ぶりはイメージとはかけ離れたもの
・「居眠りをする」「納期を守らない」「企画を出さない」
・英翔さんに丸投げ状態で、かっとなって胸ぐらをつかんだのは事実
・傷もできてしまい、それについては申し訳ないと思っている
・半ば監禁状態だったというが、胸ぐら事件の時はすでに別居していた
・オンオフを分けるために別居の話は、英翔さんが何度も持ち掛けていた
・奏太さんは同居を続けたがったが、説得して別居へ
英翔さんは奏太さんが今回の騒動で、視聴者を味方にした状態で個人チャンネルへ移行できるように、自分を利用したと感じたようです。
〇奏太さんの行動の流れ〇
家を出る
↓
個人チャンネル開設
↓
動画投稿
↓
警察に被害届
↓
雑誌の取材を受ける
↓
弁護士を通じて英翔の口座預金差し押さえ
キットチャンネル、民事裁判へ発展
英翔がはめられた?
英翔さんが釈放されてからも、互いの言うことに違いがあり対立は続きました。
視聴者は当然ながら奏太さんに同情して、逮捕された英翔さんは批判されました。
「事実と異なる部分に関しては、証拠書類を提示して反論、反訴していく予定です」と英翔さん。
結局キットチャンネル騒動は民事裁判へと持ち込まれました。
英翔さん側は妹の証言もあります。
・逮捕当日に奏太さんから電話があった
・「昔、お兄ちゃんになにかひどいことをされた?」としつこく聞かれた
・周りにスタッフもいてスピーカーで会話を聞いていたのかも
・誘導尋問みたいで怖かった
・世間に本当のことが1割も伝わっていないことが、本当に悔しい(妹の思い)
・逮捕後スタッフら数人で英翔さんの自宅に押し掛けてきた
・キットチャンネルの収益が入る振込先を奏太さんの口座に変更された
・奏太さんはスタッフと共に動いている
・給与支払いの面で過去にスタッフと英翔さんは対立
・自分を排除して、奏太さんと組んだほうが都合がよかったのかも
キットチャンネルの裁判の結果は?
この民事裁判の結果ですが、すでに裁判は令和3年12月23日に終了していることが、奏太さんの弁護士の書面で明らかになっています。
2人が今回のことについてどうなったかなど、改めて話すことはないということです。
どのように解決したのか、真実もわからないままということになります。
キットチャンネルの訴訟について (shinwa-law.jp)
かなた(かなたいむ)の彼女は誰?年齢や身長、仲良し家族についても
まとめ
かなたいむの奏太さんは、現在も人気YouTuberとして活躍しています。
一方英翔さんもYouTubeなどで活躍されているようです。
奏太さんにとっては相方でもあった英翔さんですが、今後2人が一緒に活動することはなさそうですね。
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